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戦後70年ドラマスペシャル「妻と飛んだ特攻兵」あらすじや出演者は?

終戦記念日の翌日となる8月16日に、戦後70年ドラマスペシャル「妻と飛んだ特攻兵」がテレビ朝日で放送されます。

ノンフィクション作家の豊田正義さんの著書「妻と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻」が原作となっている今回のドラマは、永らく歴史に埋もれていたある夫婦の実話を描いたものです。

終戦日である8月15日の4日後に、しかも妻である女性を同乗して特攻したという驚くべき事実があったのです。

形式上は戦争終結後の、この行為は命令違反とされて戦没者認定を長い間受けることができませんでした。

それでもその行動には深い理由があり、堀北真希さんの主演で物語を綴ります。

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1945年の6月に、夫で関東軍少尉の夫・山内節夫(成宮寛貴さん)の住む満州へ、山内房子(堀北真希さん)は向かいました。

その当時の満州は、藤田秀雄(國村隼さん)のような開拓者が移住していました。

空襲を受けていた本土よりも生活はゆとりがありましたが、その裏ではソ連軍が侵略のタイミングをうかがっていて危機は迫っています。

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少年兵の教官である山内節夫は立場上、妻を呼び寄せたことに罪悪感を感じますが、最終決戦を控えている状況にあって、関東軍第五練習飛行隊・隊長の道場一男中尉(杉本哲太さん)は理解を示します。

満州での新たな生活をおくることになった房子は、道場中尉の妻・悦(羽田美智子さん)に色々と教えてもらいます。

満州国 新京・大同大街
満州国

本土と違って食料も不足しておらず、房子の歓迎会を兼ねて、少尉・湯浅鉄男(堀井新太さん)と、井上文子(高島礼子さん)の娘・井上ハナ(竹富聖花さん)の婚約祝賀会が開かれました。

同じ飛行隊の准尉・西村強(八嶋智人さん)、少尉・小熊勇(荒川良々さん)、少尉・木下達夫(三浦涼介さん)たちは杯を重ね、広田大樹(萩原利久さん)ら少年兵たちは思うままに料理を口に運びました。

つかの間の幸せを感じていた山内夫妻でしたが、とうとうソ連軍が国境を越えて攻め込んできました。

必至で開拓した村を捨てて、開拓団は関東軍第五練習飛行隊本部のある大虎山目掛けて避難しました。

ついに関東軍にも出撃命令が出ました…

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