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まつ毛の役割と抜け毛の原因、抜けにくくする方法

家庭の医学

まつ毛

体のあちらこちらに生えている毛、つまり体毛には体を異物から守る機能や、保温機能などがあります。

特に繊細な部分に生えていることで、弱いところを保護したり体温を維持したりするばかりではなく、センサー的な感覚器官としての役割もあるのです。

感覚器官と言えば、人は外部からの情報の80%以上を視覚から得ているといわれています。

http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000181979

その大きな役割を担っているのが”目”を守っているのがまつ毛なのです。

この記事では、まつ毛の役割と、まつ毛が抜ける原因や抜けにくくする方法についてご紹介します。

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まつ毛の役割

まつ毛には次のような役割があります。

汗が目に入ることを防ぐ

汗には水分の他に塩分、アンモニア、脂質などが含まれています。

水分以外の成分や、顔の表面を流れる途中で汗に混ざる皮脂や汚れなどは、目のトラブルの原因にもなるものです。

まつ毛は汗から目をガードすることで、炎症や病気などになることを防いでいます。

直射日光が目に入ることを防ぐ

日光に含まれている紫外線も、目のトラブルの原因のひとつ。

老化を促進したり、白内障や角膜炎など、眼病の元になることもあります。

まつ毛には「すだれ」のように、直射日光から目を守る役割もあるのです。

異物が目に入ることを防ぐ

まつ毛には、指で触るとまばたきをする「睫毛反射しょうもう」があります。

まつ毛の毛根付近には敏感な知覚神経が多いので、まつ毛がセンサーとなって空気中のホコリやゴミなどの異物に反応してまばたきをする仕組みです。

異物が目に入る前にシャッターを閉じてガードします。

これらの働きによって、目に有害なものが入ることを防ぐのがまつ毛の役割です。

逆に言えば、外部からの刺激を真っ先に受けることになるので、まつ毛はダメージを受けやすい場所でもあります。

まつ毛の抜け毛の原因と抜けにくくする方法

日常生活でのまつ毛へ負担

まつ毛の生え変わりや成長だけではなく、細胞の生成に重要な成長ホルモンは、寝ている間に分泌されます。

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ですから睡眠不足はまつ毛の健康にも大敵。

十分な睡眠と栄養は欠かせませんね。

ところが寝るときに気を付けたい事があって、うつぶせ寝で顔が下になっていると、まつ毛に負担がかかります。

まつ毛の毛根が髪の毛の毛根よりもデリケートだからなのですが、目をこするようなことでも抜け毛の原因になるので、洗顔後にタオルでゴシゴシ拭くことも厳禁です。

メイクでのまつ毛へ負担

顔の印象を大きく左右するアイメイクには、時間をかけている方も多いと思います。

念入りにしたメイクは念入りに落とさなければと、ゴシゴシとこすってしまうとまつ毛の抜け毛の原因となるのです。

そんな時には力を入れなくてもアイメイクが落とせる、洗浄力の強いアイメイクリムーバーをおすすめします。

それから、一定期間まつ毛のボリュームアップを維持するために、まつ毛エクステンションやまつ毛パーマをする方もいらっしゃると思いますが、基本的に地肌、地まつ毛、毛根に負担をかける可能性があるものです。

特にまつ毛エクステンションでは、まつ毛が守るべき目にトラブルを起こす健康被害の例も報告されているので注意しましょう。

後を絶たない、まつ毛エクステンションの危害

ビューラーを使う時には力加減に注意しましょう。

カールする時にはまつ毛の根元→中央→先の順番に、三段階に分けて挟んでいきます。

挟む時間は一か所に5秒くらい、力を強く入れる必要はありません。

力を入れすぎるとまつ毛の抜け毛や切れ毛の原因となります。

またビューラーはお手入れも大切で、使った後には除菌タイプのウェットティッシュなどで拭いておきます。

そうすることで雑菌が目に入ることを防いだり、汚れとまつ毛が絡まって切れ毛の原因となったりすることの予防になるのです。

それからビューラーのゴムは消耗品なので、2・3カ月に一回は取り換えましょう。

ビューラー

まとめ

普段から意識することなく、大切な目を守ってくれているまつ毛。

清潔にすること、余計な力をかけないことが重要です。

十分な睡眠と栄養が、全ての美容と健康に必要なことは言うまでもありませんね。

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