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通知表に納得いかない!あいまいな基準で評価されるなんて…

通知表 ライフ

通知表

テストの点はいいのに通知表の評定はイマイチな生徒もいれば、その反対に点数取れてないのに先生には気に入られていて良い評定をもらっている生徒もいるということは、今も昔も変わらないようですね。

文部省の「学習評価に関する資料」には、ABCの3段階で評価される観点別評価(知識・理解、技能、思考・判断・表現、関心・意欲・態度)をもとに、5から1までの5段階で総括的な評価としての評定を行うとあります。

それぞれの達成度をテストの点数で評価するということではなく、点数はあくまで参考資料のひとつとして、日ごろの学習態度とかなんだとかと総合して、教師が判断しているということなので、私情の入る余地はありますよね。

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中学校の通知表評定と内申点

問題なのは、例えば中学生の通知表の評定であれば、内申点に直結するので高校受験に大きな影響を与えることです。

教師の間で評価にバラツキがあり、さらには学校間でも評価にも学力にも差があるなかで作られた通知表を、同等に判断基準にする内申点は公平なものといえるのでしょうか。

同じ地域内で学力がトップクラスの学校の成績順位と、その反対側にいる学校の成績順位が同等に扱われるということに納得できない方も少なくないようです。

内申点という制度そのものが不要という声もありますが、テストの点だけで子どもを評価するのもどうかという声もあります。

テストの点数だけがとれればいいという教育になってしまったら、それも困りますよね。

学校の通知表は納得いかない!

確かに社会に出ればひいきもあれば忖度もありますよね。

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だからって学校での評価や評定に、教師の私情が挟まるのが正しいってことにはならないのではないでしょうか。

宿題を忘れずにやってくるとか、積極的だとか、そういったことを評価することはいいのですが、それを成績として公平かつ適正に数値化することがどこまでできるのかに疑問が残ります。

テストの点が良くても、他の生徒に迷惑をかけるくらい授業態度が悪い生徒の評価が下がるのはやむを得ないとしても、教師の好き嫌いが、子供の進路に影響を及ぼすなんてことは避けていただきたいことです。

教師だって人間ですから、多少の好き嫌いはあってもしょうがないでしょう。

しかしそれが通知表に、そして内申点に大きな影響を与えるシステムには改善の余地があると思います。

さいごに

学校では、テストの点数が取れるようになればそれでいいとは思いません。

担当教師から見た、学校での子供の姿はこうですよ、という家庭への通知はあっていいと思います。

また、確かに社会に出れば色々な人間関係があり、上司との折り合いなどもあるでしょう。

とはいえ、学校に通っていれば限られた中とはいえ、それなりの人間関係を学んでくるでしょうし、人生の段階にあったことを学んでいけばいいのではないでしょうか。

通知表が内申点に直結していることが大きな問題点です。

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