年に2度、春と秋にある【お彼岸】には家族でご実家に帰省し、ご先祖のお墓参りやお仏壇に手を合わせたり行かれたりなどされるご家庭もいらっしゃるのではないでしょうか。
今年の春のお彼岸は3月17日(水)に 彼岸入りし、春分の日をまたいで3月23日(火) 彼岸明けになります。
結婚して一年目は言われるがままに義実家に出向いてお墓参りしていましたが、義実家が遠方にあればあるほど、これが結構憂鬱…。
だって春のお彼岸に帰省し夏はお盆、そして秋のお彼岸に冬は年の瀬と、ことあるごとに義実家に顔を出さなければならないんです。
しかも遠方なら一泊コース確定、でもぶっちゃけ奥さんは泊まりたくないんです!!
そこで幾度と呼ばれるお彼岸の墓参り、2回中せめて1回はキャンセルできるもっともな言い訳がないか調べて見ました!!
そもそも知ってる?お彼岸にお墓参りを行う理由に意味とは!?
まずお彼岸と言うと先祖のお墓参りやお仏壇に手を合すイメージが強いのですが、何故お彼岸に行うのかご存知でしょうか?
同じお墓参りと言うくくりからか、「お盆」と同じ【先祖を供養する】という認識を持たれている方が多いのですが、同じ供養でも実はお盆と全く正反対の意味を成します。
何が一体違うのか?お盆とお彼岸を比較してみましょう。
●お盆・・・地域によって習わしが違ってきますが、一般的にお盆の期間にはご先祖が亡くなった人たちが自宅に戻ってくると言われています。
そのため8月13日には故人の霊が無事に家に戻れるよう迎え火焚き、お盆当日には自宅に僧侶を招きお経をあげ、お供えしておもてなしをするのです。
そしてその後は送り火を焚くことで、故人や先祖の霊を見送ると言われています。
●お彼岸・・・ご先祖を供養する日とされていますが、お盆のようなカチッとした形式はありません。
しかしそれとは別に六波羅蜜と呼ばれる6つの修行を自身が行う日とも言われており、彼岸と呼ばれるご先祖のいる世界に私たちが近づく日と言われているのです。
同じようで少し違う、しかしこれといった形式はなくお彼岸にはお墓参りや仏壇に手を合わせる程度とお盆よりは砕けている感じがしますね。
次にさらっと流したワード【六波羅蜜】という6つの修行ですが、何でも私たち行けるものが行うものとされているのですが、一体どんな修行があるのか?
ちょっと気になり調べて見ました。
● 六波羅蜜とは
布施(ふせ)波羅蜜:見返りをなく、他人のため惜しむことなく善行を施すこと
持戒(じかい)波羅蜜:戒律を守って身を慎むことで人様に迷惑をかけないこと
忍辱(にんにく)波羅蜜:自身に降りかかる災いを受け容れ、耐えしのぶこと
精進(しょうじん)波羅蜜:誠心誠意、努力し続けること
禅定(ぜんじょう)波羅蜜:動揺せず常に静かな心を持つこと
智慧(ちえ)波羅蜜:怒りや愚痴・貪りに捉われず、物事の真理を正しく見極めること
上記6つの修行のことを表すのですが、読んで思った事は
「すべて出来たら悟りを開いた偉人と同レベルやん…。」です。
参考:カトトピ https://www.forever-kato.co.jp/topics/?t=000079
最善策を探せ!!お彼岸の墓参りに行かないための対処法って?
しかし年の瀬やお盆と年に2回の帰省に加えさらにお彼岸で2回の帰省…。
義実家が近ければまだしも、県をまたぐとなるとそれ相応の準備に移動のための交通費を時間やお金の出費が痛い!!
出来る事なら最低限の帰省で済ませたいと思うのが家計を預かる身としては思うはずです。
そこでそんなお嫁さんの味方となるため、お彼岸の墓参りに行かなくても大丈夫な最善策を見つけたいと思いました。
●帰省の回数を夫婦で話合い旦那に伝えてもらう
ことを荒立てないためには嫌でも旦那に仲介役として間に入ってもらうのが一番ベストです。
遠方となればそれなりの交通費に時間を要しますのでとオブラードに包んで伝えてもらいましょう。
●子供を理由に回避する
実際私が実践した方法なのですが子供の体調が不安定な時期があり、帰省中に高熱を出して病院を探しまわった経験があります。
田舎になると病院も少なく、さらにお盆や年の瀬の時期はお休みしていることから子供の体調を優先し長期休暇時の帰省を回避しています。
そして忘れてならないのがアフターフォロー!!
帰省しないからこそアフターフォローで義実家との関係をきちんと保っておかなければなりません。
では一体なにをすべきなのか?
実践してよい結果につながった対処法を教えちゃいます。
●お仏壇のお供え物義実家への菓子折りを送る
帰省はしないもののお彼岸を疎かにしてはいないという意思表示でしょうか(笑)。
代わりに供えてもらうためのお礼の菓子折りもセットにまとめて送るとお礼の電話が毎年かかってくるため、嫌悪はされていないかなと思います。
●子供の書いたお手紙を投函
これは今回の緊急事態宣言下の元帰れない理由は明確なものの、年に数回しか会えない孫にさらに会えない日が続いている最中に実行したお手紙作戦です。
おじいちゃんとおばあちゃんの似顔絵とあわせて、帰省できない状況下に子供達の成長を感じれる写真を添えて送った所喜ばれました。
まとめ
お金のこと・子供にどこか遊びに連れていってあげたいと思う気持ちと帰省しなければならないもののそこにかける時間とお金を考えるとなるべく減らしたいと思うのが妻として母としての気持ちです。
ですが、この帰省問題は後々の嫁姑の関係に大きく関係していくため、出来る限り希望と譲渡をすり合わせ良い関係を保ったままにしたいと思うのも事実です。
ご家庭ごとに決まった帰省回数は違いますが、ギスギスした関係になる前に上手く回避できる術を持つことが大切だと思います。
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